ネガティブな退職理由を、強力な志望動機に変える技術。「一貫性」があなたの転職の武器になる!

 応募書類には「志望動機を記載しないといけません。面接では、必ず「退職理由」「志望動機」の確認があります。退職理由と志望動機に一貫性を持たせることで強力な志望動機に変わり、あなたの転職活動の大きな武器になります。

 以下の記事を確認の上、退職理由と志望動機に一貫性を持たせる技術を身に付けてください。

ネガティブな退職理由をそのまま伝えたら駄目な理由

 社長や上司に恵まれ、先輩や後輩との関係も良好で職場環境も良く、労働時間や給与にも満足していたら大抵の人は転職など考えないでしょう。転職を考えるのは何かしらの不満があるからです。正直に「人間関係が悪かった」「残業が多すぎた」・・・などネガティブな退職理由を応募書類に記載したり、面接時に話したりすると絶対に採用されません。それは、面接官が「あなたの正直さ」を評価する以上に、「自社で長く活躍できるか」というリスクを慎重に見極めているからです。

 企業側がネガティブな理由を警戒する主な理由は、以下の3点に集約されます。

1. 「他責傾向(人のせいにする)」と思われてしまう
 ネガティブな理由をそのまま伝えると、面接官は「不満の原因をすべて会社や環境のせいにしている」と捉えます。「うちに入社しても、何か嫌なことがあればまた環境のせいにして直ぐに辞めてしまうのでは?」と不安になり採用を見送ることになります。会社は、どんな環境でも自ら工夫して状況を改善しようとする「自律型」の人材を求めているのです。

2.「再現性」を恐れる
 これが最大の理由です。面接官は「前職で起きた不満が、自社でも起こり得ないか」をチェックしています。あなたが「上司と合わなかった」と言うと、「うちの上司とも合わなかったら、またすぐ辞めるな」と判断されます。また「残業が多かった」と伝えると、繁忙期やトラブル時にも歯を食いしばって頑張ってはくれないのではないか、と責任感を疑われます。
 仮にあなたが「社長がワンマンで・・・」と退職理由を伝えた場合、面接官に「当社の社長も相当にワンマンですよ!」と返されたら、あなたはどうように応酬しますか?もう、ぐうの音もでませんね。反論できず面接終了です。

3. プロフェッショナルとしての「表現力」の欠如
 ビジネスの場では、不都合な真実をどう伝えるかという「コミュニケーション能力」も評価対象です。「客先や社内調整の場でも、自分の感情を変換することなくそのままぶつけてトラブルを起こすのではないか?」と不安になります。
 ネガティブな事象をポジティブな目的(「より効率的に働きたい」「チームで成果を出したい」など)に変換して伝えられないのは、ビジネススキルが低いと判断されがちです。

「嘘をつく」のではなく「言い換える」

 正直なことは良いことですが、「正直に言わない=嘘をつく」ではありませんあなたの今の仕事に対する不満の裏側にある「本当はこうしたいんだ!」という気持ちに「言い換える」のです。不満の裏側にある自身の前向きな欲求にスポットライトを当てるので嘘ではありません。その「前向きな欲求」こそが強力な「志望動機」になるのです。
 言い換えの例を下図に4つほど挙げておきます。

リストラされたとしても・・・

 昨今では業績悪化によるリストラだけでなく黒字リストラも増大傾向にあります。大手企業のリストラは大々的にメディアに取り上げられますので、各企業の採用担当者は必ず把握しています。仮にあなたが厳しい退職勧奨を受けて会社を追い出されたとしても、正直に「上司に辞めるように言われたので・・・」とか「この度、リストラ対象になりまして・・・」とか言ってはいけません。リストラは希望退職なので辞めずに残る人もいます。会社にとって有益な人であれば引き止められます。辞めさされた人になってしまうと相当に印象が悪化します。

 では、どのように退職理由を伝えるかというと「前々から(上図の前向きな志望動機)を実現するために転職を考えていました。そのタイミングで会社が希望退職制度を導入することになり、これはチャンスと考えて制度に応募して辞めました。」と答えます。「御社に入社するために辞めてきたんだ!」というくらいの強い気迫を持って面接に臨んでいただければ、必ず採用されるでしょう。リストラの過程までは外部の人間にはわかりようがありません。堂々と自信を持って答えてください。

「退職理由」と「志望動機」に一貫性を持たせる

 「残業が嫌で辞めた」と言いつつ、志望動機が「バリバリ成長したい」だと、「じゃあ、今の会社で頑張ればよいのでは?」「バリバリ成長したいのに残業は嫌なのか?」と矛盾を突かれ、信頼を失います。これでは一貫性がなく、必ず不採用になります。

 「前職では〇〇ができなかった(退職理由)。だから、〇〇ができる御社を選んだ(志望動機)」というストーリーは、非常にクリアで納得感があり、また一貫性があります。「今の環境では解決できないことが、御社なら解決できる」という揺るぎないストーリーを作ることで、「数ある企業の中からここを選んだ正当な理由」が完成します。一貫性のある話ができる人は、「自分が仕事に何を求め、何に貢献できるか」を客観的に把握できていると見なされます。その自己分析の深さからあなたのプロ意識が伝わります。

 あなたの決してブレないストーリーを作ってから面接に臨んでください

 

 退職理由と志望動機を一人で考えるのは大変です。一緒に考えてみませんか?当社では完全プライベートで伴走型支援の中高年就活塾を運営しております。転職や再就職でお困りの方は入塾をご検討ください。

無料キャリア相談は下記で受け付けております。

 TEL : 075-321-4683
※不在時には折り返しお電話いたします。留守電にメッセージをお願いします。メッセージが残っていない場合は、迷惑電話も多いために折り返しの連絡はいたしません。

 お問い合せはこちらよりお願いします

 

関連記事

ピックアップ記事

  1. 1週間前どころか前日の内定辞退も可能です  まず、最初にお断りをしておきますが、内定辞退の連絡は1…
  2. こんな不安を抱えていませんか? ▢ 応募しても書類選考で何度も落とされ、自信を失いかけている ▢…
  3. 両親に相談しても反対されるだけ  ご両親に転職の相談をされた場合、「今の時代に転職だなんて・・・お…
  1. 受かる中高年・落ちる中高年の決定的な違い ― 中高年就活塾 ―

  2. 一人で考え続けることに限界を感じたならば、まずはご相談ください

ページ上部へ戻る