- Home
- 転職・再就職実践講座, 面接
- できるなら「できる証拠」を示し、できないなら「努力する姿勢」を示すべし!
できるなら「できる証拠」を示し、できないなら「努力する姿勢」を示すべし!
面接で確認されるのは「即戦力としての専門性」です
中高年層(40代および50代)の候補者に求人企業が一番に期待する価値は「即戦力としての専門性」です 。面接では、長年の経験を通じて培われた知識と技術を、転職後すぐに業務に活かし、早期に成果を出せる候補者かどうか確認されます。
ですので、業務の摺り合わせが大半となり新卒採用のように突拍子もない質問はありません。例えば、「課長職での採用になると7名の部下を持つことになりますが、マネジメントは可能でしょうか?」とか「ご経験はないようですが、当社の◯◯技術は習得できますでしょうか?」などの質問がメインとなります。
こういった質問に対してどのように回答をするべきか、以下に回答例を解説しますので、自身の面接時の参考にしてください。
できるなら「できる証拠」を示すべし!
「課長職での採用になると5名の部下を持つことになりますが、マネジメントは可能でしょうか?」という質問に対して「できます!」「大丈夫です!」「任せてください!」とだけ自信満々に答えていると一生掛かっても転職などできないでしょう。「根拠のない自信」ほど信用できないものはありません。
企業もできると思って面接に呼んでいるのです。「できる証拠」を具体例を上げて必ず説明してください。そうです。企業は安心させて欲しいのです。具体的な経験を交え、「どのような状況で」「どのような課題・目標があり」「どのような行動をして」「どのような結果になったか」を順序立てて明確に話しましょう 。その時に数値化できるものは可能な限り数値化して説明すると相手に伝わりやすくなります。
以下のような回答はいかがでしょうか。
「前職では課長として部下7名のマネジメント経験があります。営業戦略の企画立案、課の売上目標や業務計画の設定と実績管理、部下の営業先等の分担、訪問同行による部下の指導や助言など行ってきました。その結果、売上目標を常に5%上回ることができました。御社でのマネジメントもこの経験を活かせば十分に可能と考えます。」
どうでしょう?全く迫力が違いますね。これならば安心してあなたを迎え入れることができます。「できます!」「大丈夫です!」と短い言葉で答えても、後から「できるとお答えになられた理由を教えてください。」と確認が入ります。社会経験も豊富な中高年です。後から聞かれるのではなく、最初から賢くスマートに回答しましょう。
できないなら「努力する姿勢」を示すべし!
次に経験のない業務について質問があった際、「できません。」と一言で終わったり、謙遜して「年齢も年齢ですので習得に時間が掛かるとは思いますが・・・。」と言わないようにしましょう。「向上心がないのかも・・・」「年齢的に新しい仕事を覚えるのが難しいのかもしれない・・・」という不安を抱かせてしまいます。新入社員の頃を思い出してください。初めてで経験のない業務ばかりだったと思いますが、もがき苦しみながらも努力して何とか習得したのではないでしょうか。
「ご経験はないようですが、当社の◯◯技術は習得できますでしょうか?」という質問に対しては、下記のように回答しましょう。
「たしかに御社の◯◯技術の経験はありませんが、常に学ぶ姿勢を大切にしてきました。年齢を言い訳にしたくありませんので、前職でも積極的に研修を受講して自身の技術が錆びないよう常に磨いてきました。最近では最新のAI技術の習得に努めております。御社の◯◯技術につきましても早期に身に付けます。」
できない業務、経験のない業務に関しては、「努力する姿勢」を自信を持って伝えましょう。
当社では90分の無料キャリア相談を実施しております。就職テーゲットが設定できない方、書類選考で不採用が続いている方、面接に合格できない方は、遠慮なくご連絡ください。就職活動の方法がわからない方には「中高年就活塾」も運営しておりますので入塾をご検討いただければと思います。無料キャリア相談は下記で受け付けております。
TEL : 075-321-4683
※不在時には折り返しお電話いたします。留守電にメッセージをお願いします。メッセージが残っていない場合は、迷惑電話も多いために折り返しの連絡はいたしません。










