面接後の「お礼状」は、たった63円の投資で計り知れない効果を発揮する !

面接が終了してもホッとしてはいけない。作業がひとつ残っている !

 面接後に「終わったぁ~。あとは結果を待つだけだぁ~。」と神頼みで何もしないでいるのは非常に勿体ないです。面接後には採用担当者に「お礼状」を郵送しましょう
 お礼状を郵送するタイミングですが、採用担当者が複数の応募者の中からあなた以外の誰かを採用してからでは手遅れなので、面接当日、遅くとも翌日には郵送するようにしましょう。

「お礼状」郵送のメリットとデメリット

「お礼状」郵送のメリット

 最終選考であなたと他の候補者との採用を決め兼ねている場合には、ほぼ100%の確率でお礼状を送ったあなたが選ばれます。理由として、お礼状で採用担当者の頭の中のあなたの記憶がより鮮明なものとなり、あなたを強烈に印象づけることが可能だからです。お礼状によりあなたの更なる意欲、熱意、誠実さが伝わり、ひょっとするとギリギリで不採用だった結果を覆す可能性もあります。それだけ面接後のお礼状は効果は絶大です。

 また、お礼状だからといって面接のお礼だけを記載する必要はありません。面接時に緊張して上手く話せなかったことをお礼状にしたためて再びアピールすることもできます。面接の失敗をさりげなくフォローするツールとしても使えますので、お礼状を有効活用ください。

 面接が完璧でお礼状を出さなくても内定が確実なあなたもお礼状は出した方が良いでしょう。お礼状を貰って気分を害する方は一人もおりません。お礼状を出すことによりあなたの評価が更に上がります。やはりあなたを採用して間違いがなかったと思っていただけると思います。特にあなたがサービス業を希望で、面接で接客力をアピールをしたのであれば、面接していただいた感謝の気持ちを伝えなければ、行動が伴っていないことになります。気配り・心配りは接客の基本です。あなたの接客力の裏付けのためにも証拠を送りましょう。

「お礼状」郵送のデメリット

 面接のお礼状を貰って不快に感じる採用担当者は皆無ですので、お礼状のデメリットはありませんが、強いて言うならば、面接時の会社の印象が最悪で、内定を獲得しても絶対に入社する気がない会社にはお礼状を送らないようにしてください。入社を匂わせて変に期待させても悪いですし、後で内定辞退するのも難しくなります。

お礼状は手紙よりもハガキで !

 「お礼状」なので手紙の方が相応しいのではないかと思われますが、面接のお礼状に関してはハガキがベストです。しかも、手紙よりも切手代が安くてたった63円ですから・・・ (笑) 。手紙は封筒に入れて封をしますので、採用担当者が封筒を開封しない限りは、中の手紙に目を通しては貰えません。採用担当者が多忙ゆえに落ち着いてから読もうと机上に放置された状態では効果を発揮できません。

 一方、ハガキは裏返せば内容を確認できます。採用担当者以外に誰でも確認できます。直接の採用担当者じゃなくても人事部の誰かに目を通して貰えればチャンスです。秘書が目を通し、お礼状が届いたことを社長に伝えて貰えればチャンスです。

 今回の「お礼状」は、単に面接のお礼を伝えるだけではなく、更なる熱意・意欲を伝えて採用を確かなものにするのが目的であり、面接時の失敗をカバーするのが目的ですので、直ぐに内容を確認して貰わなければなりません。最終選考の結果が出るままでのスピード勝負です。ハガキを使いましょう。

お礼状の大事なポイント

 下記にお礼状サンプルを掲載しますが、①と②がポイントになります。

 まず、①ですが、先日は・・・では手遅れです。必ず、本日は・・・と面接当日にお礼状を作成しましょう。当社の就活塾の受講生には、面接日には、ハガキ・切手・ペンを持参して貰って、面接後には近くのカフェに飛び込み、記憶が確かなうちに作成するようお願いしております。

 次に②ですが、ここにはあなたと面接官 (採用担当者) だけが共有できる内容を記載します。面接の中で響いた言葉、印象に残った面接官との会話、入社を意識した出来事・・・など何でも結構です。ありきたりのお礼状にしないため、あなたの更なる意欲や熱意が伝わるよう工夫してください。また、面接時の失敗をさりげなくフォローするのも②の部分になりますので、②の内容は非常に大事です。

 当社では90分の無料キャリア相談を実施しております。お礼状の作成で不明な点があれば、遠慮なくご連絡ください。また、なかなか内定を獲得できない方には「中高年就活塾」も運営しておりますので入塾をご検討いただければと思います。無料キャリア相談は下記で受け付けております。

 TEL : 075-321-4683
 ※不在時には折り返しお電話いたします。留守電にメッセージをお願いします。

 メールでのお問い合せはこちらよりお願いします

 

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