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「再就職支援会社」は誰の味方なのか?

大手企業がリストラを実施する時には、必ずと言っていいほど「再就職支援サービス」が提供されます。そのサービス提供者は、リストラ企業が契約した再就職支援会社です。つまり企業が用意した以上は100%「企業の味方」です。
少なくとも ビジネス上・構造上は100%企業側 です。希望退職者(個人)の味方であることは、理念としては語られますが、構造的には不可能です。
なぜ企業の味方になるのか
再就職支援費用を支払うのはリストラ企業です。希望退職者(個人)が費用を負担する訳ではありません。
ビジネスの基本原則として「金を出す側がお客様」である以上、再就職支援会社が企業の利益に反すること(例えば、辞めようとしている社員を引き止めるなど)は絶対にしません。再就職支援会社も1名でも多く自社サービスを利用して貰った方が利益が増えますから。
企業が多額の委託費を払ってまで支援会社を利用する「真の目的」とは
1.「クビ切り」のイメージ払拭
「放り出すのではなく、次の道も用意しています」という免罪符(アリバイ)作り
2.訴訟・トラブルの回避
怒りの矛先を企業ではなく、支援会社に向けさせる「防波堤」としての役割
3.スムーズな人員削減の完遂
辞めることへの不安を和らげ、速やかに退職合意を得るための「潤滑油」
この側面だけを見ても再就職支援会社は完全に「企業の味方」であることは確実です。
再就職支援会社は100%公平な第三者ではない!
ですので、以下の場合は特に注意が必要です。
上司に「キャリア相談」を勧められた場合
上司がキャリア相談を勧める最大の目的は、「あなたに退職を決意(合意)させるため」です。したがって、相談の内容が「今の会社に残るためのキャリアプラン」になることはまずありません。基本的には「外に出ることを前提とした相談」になります。
また、形式上の守秘義務はあっても、進捗報告という名目で面談の雰囲気や感触が企業側に共有されるリスクがあります(オブラートに包んだ表現で記載しております)。
では、どうすべきか・・・「絶対に辞めたくない」のであれば「キャリア相談を断る」のが一番です。それでも上司が執拗にキャリア相談を勧めてくるならば、会社への不満や退職に迷っている今の心境は決して話さず、仮に外に出るならば、どんな可能性があるか知っておきたい・・・というスタンスを崩さずにキャリア相談を受けるようにしてください。
逆に退職の意思を固めているならば、支援会社のキャリア相談を受けても良いでしょうが、あなたが企業にとって必要な人材ならば、キャリア相談で引き止めにあう可能性はあります。
いずれにしても外部のキャリア相談を受けるならば、当社のような完全なる第三者でないと正しい判断はできないでしょう。
当社の「無料キャリア相談」は100%第三者として実施しております。あなたが勤務する会社とは何の利害関係もありません。上司との面談内容や今の心境を包み隠さずにお話ください。残るべきか辞めるべきか第三者として判断いたします。是非、当社「無料キャリア相談」をご利用ください。
2026年1月14日
伊藤吉郎









