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このメソッドを知らないと落ちる!面接はSTARメソッドで乗り切ろう!
面接に進んだならば大チャンスです。暇潰しで面接を行う面接官などいません。このチャンスを逃したくないものです。この記事を読めば、面接官に『この人は即戦力だ』と思わせる回答が作れるようになります。
面接で例えば、「若い社員ばかりの部署のマネジメントは可能しょうか?」と尋ねられた場合、「はい。大丈夫です。任せてください。」とだけ答えていては、面接官の懸念は払拭できません。以下の記事も参考にしてください。
面接では必ず「できる証拠」を具体的に示さなければ信用されません。具体的な事例を挙げて証拠を示すため、以下に説明する「STARメソッド」を活用してください。STARメソッドは、面接や自己分析で自分の経験を論理的かつ魅力的に伝えるためのフレームワークです。相手に状況を具体的にイメージさせ、「結局、あなたは何をして、どんな成果を出したのか?」という疑問を解消するのに非常に役立ちます。
STARメソッドの構成要素
STARは、以下の4つの要素の頭文字をとったものです。
S:Situation(状況)
内容:そのエピソードの背景、時期、場所、当時の環境など。
ポイント:短く簡潔に。相手が状況をイメージできる程度の情報で十分。
T:Task(課題)
内容:直面していた問題や、達成すべき目標、自分の役割。
ポイント:「何が大変だったのか」を明確にすることで、その後の行動の価値が伝わる。
A:Action(行動)
内容:課題に対して、具体的に自分自身がどう動いたか。
ポイント:ここが一番重要です。 「チームで頑張りました」で終わるのはNG。
「私は◯◯のために、具体的に▢▢という工夫をした」という行動を伝える。
R:Result(結果)
内容:自分の行動の結果、どのような変化や成果があったか。
ポイント:可能な限り数値化(売上高や目標達成率など)して客観的に示す。
また、周囲からの評価や、その経験から学んだことも添えると良い。
STARメソッドを使った刺さる回答の作り方
ここでは一例として、「これまでの経験で、周囲と協力して成果を出したエピソードを教えてください。」という面接時の質問に対する回答例を考えていきます。STARメソッドを使って面接でどのように回答するのか参考になれば幸いです。
文書構成の黄金比率は、S:10%、T:10%、A:60%、R:20% です。
S:Situation(状況)
前職にて、全社的な営業支援システムの導入プロジェクトに携わりました。プロジェクトチームは、ITスキルに長けた20代の若手社員と、従来のアナログな営業スタイルを重視する40〜50代のベテラン層で構成されており、運用の方向性を巡って意見が真っ向から対立し、開発が停滞していました。
T:Task(課題)
私の役割は、現場の混乱を収束させ、双方が納得感を持って活用できるシステムの要件定義を完了させることでした。単に経験に基づいた正解を提示するのではなく、「若手の新しい視点」と「ベテランの現場知見」を融合させる調整役としての立ち回りが求められました。
A:Action(行動)※一番重要
私は以下の3点を徹底しました。
Action1.「問い立て」による意見の引き出し
会議ではあえて自分の意見を最後に回し、若手社員に対して「今のUIで現場が一番ストレスを感じる点はどこだと思う?」と、彼らの専門性を尊重した問いかけを行いました。
Action2.翻訳者としての介在
ベテラン層の「使いにくい」という抽象的な不満を、「顧客訪問前の5分で入力が完結しない」といった具体的な要件に翻訳し、若手エンジニアに伝える橋渡しをしました。
Action3.心理的安全性の確保
どんな些細な懸念点も否定せず「まずは出してみよう」と促す場作りを行い、役職や年齢に関わらず発言しやすい雰囲気を作りました。
R:Result(結果)
結果として、予定より1ヶ月早く要件定義が完了しました。導入後のシステム利用率は、当初目標の70%を大きく上回る95%を達成。何より、「ベテランが若手の知見を頼り、若手が現場の苦労を理解する」という相互尊重の文化がチームに根付きました。
図で表現すると以下のようになります。

実際のスピーチに落とし込む(台本作り)
(S:状況 / T:課題) 「前職で営業システムを導入した際、ITスキルに長けた若手と、現場経験が豊富なベテラン層の間で意見が対立し、プロジェクトが完全に停滞してしまったことがありました。私の役割は、この板挟みの状態で双方の納得感を引き出し、運用を軌道に乗せることでした。」
(A:行動) 「意識したのは、自分の経験を押し付けるのではなく、徹底して『問い立て』と『翻訳』に回ることです。 会議ではまず若手に『現場が一番使いにくいと感じる点はどこか?』と問いかけ、彼らの専門的な視点を引き出しました。 一方で、ベテラン層の『なんとなく使いにくい』という抽象的な不満を、『訪問前の5分で入力が終わらない』といった具体的な要件に翻訳して若手に伝えることで、対立を『共通の課題解決』に変えるよう努めました。」
(R:結果) 「その結果、双方が歩み寄り、予定より1ヶ月早く運用を開始できました。導入後の利用率は95%を超え、単なるシステム導入以上に、世代を超えて教え合える協力体制を築けたことが最大の成果だと自負しております。」
どうでしょうか?1分半程度のスピーチにまとめました。面接時には、穏やかな笑顔と「うなずき」を意識してください。話の内容だけでなく、その場での振る舞い自体が「この人は人の話を聞く調整役だ」という説得力が増します。
緊張している面接の場で咄嗟にSTARメソッドを使って答えるのは極めて困難です。スピーチ原稿の棒読みではなく、顔の表情や声の抑揚など振る舞いも評価されるポイントです。そのためには練習するのが一番です。以下を参考に面接の模擬練習をしておきましょう。
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