履歴書は手書きで書くものと思い込んでいませんか

「履歴書は手書きで書くもの」という思い込み

 履歴書は市販の履歴書を購入して手書きで書かないといけないと思い込んでいる方が非常に多く、特に転職に慣れていない方にその傾向は強く見られます。
 1995年以前にはパソコンが普及しておらず、履歴書を準備するには手書き以外の選択肢がありませんでした。当社の中高年就活塾の受講生の大半は転職の経験が一度もなく、20年も30年も履歴書を書いた事がない方々ばかりであり、学校を卒業する際に初めて就職活動をした時の20年も30年も前の古い記憶のまま「履歴書は手書きで書くもの」と思い込んでいるのです。
 そして今、転職活動や再就職活動をスタートするにあたってネット検索すると、履歴書は手書きの方が有利とあったり、ハローワークの担当相談員から「履歴書は手書きで・・・」と指導されることも「履歴書は手書きで書くもの」と思い込む要因になっていると感じます。

手書きで書かないといけないのか

 パソコンが普及した現在では必ずしも履歴書を手書きで作成する必要はありません。
 2002年より再就職支援・転職支援に携わり、これまでに700名超の再就職実績を有しておりますが、ご利用者の皆様ほぼ全員に履歴書・職務経歴書ともにパソコン作成をお勧めしています。パソコンで作成した履歴書を提出して問題になった求人企業はこれまでに一社もありませんので、手書きが採用の判断にならないことが分かると思います。
 手書きの履歴書が必要な場合には求人企業から指定がありますので、その場合のみ手書きをお願いしています。

当社がパソコン作成をお勧めする理由は次の3点です。
①中途採用求人は応募スピードが命
 挑戦したい求人を見つけてから書き始めたのではライバルに先を越されてしまいます。少ない手間で直ぐに応募できるよう準備しておくことが大事です。また、応募は必ずしも郵送とは限りません。メール添付で応募する場合に手書きでは対応できません。

②パソコンが使えるという証明になる
 当たり前ですが、パソコンで作成した履歴書はパソコンが使えることを証明してくれます。採用にあたってパソコンが使えることがマイナスになることは決してありません。60歳の工場現場作業者の女性が当社でパソコンスキルを身に付け、パソコンで作成した履歴書を面接官に提出した際に「パソコンが使えるのですね!」と高く評価されたことがあります。
 余談ですが、採用した後で最近の新卒はスマホやタブレットは使えるのにパソコンが使えないと嘆く人事がおられるようです。履歴書はパソコン作成を必須にして募集すれば、パソコンが使えない新卒を採用せずに済むと思います。

③修正が簡単
 一度作成した履歴書はそれで完成ではなく、応募企業毎に修正が必要です。この作業は手書きだと大変です。当社の中高年就活塾の受講生にはパソコン作成をお願いしております。ファイルの遣り取りをしながら修正していくのですが、手書きだとそれができないので。

大事なのは中身です

 面接官が書類選考時の判断材料にするのは履歴書に記載された内容です。手書きの履歴書でもパソコンで作成した履歴書でも内容が薄ければ面接には呼んでは貰えません。過去の立派な経歴を自慢気に並べただけの履歴書も同様です。
 働きたい業界、入社したい企業、就きたい職種をよく研究して、自身の過去の経験がどのように役立つのか記載されていなければ面接に進むのは難しいでしょう。
 しかしながら、内容が薄い履歴書、過去の自慢ばかりを書いた履歴書は意外と多いのです。履歴書の読み手が採用担当者であるという視点を忘れてはいけません

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